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歴史ネタ編

イギリスではノルマン王朝以来、下記の爵位が長子相続制の下で受け継がれてきた。 一方、日本式の名称は明治以降に設けられた「華族制度」による。 古代中国の「周王朝の五等爵制」である「天子(皇帝)・公・侯・伯・子・男」に倣って命名された。ただ元に ...

歴史ネタ編

さて、ルドルフは、彼の眼鏡にかなった者に特権を与え、帝政を支える貴族階級をつくった。その全員が白人で「古ゲルマン風の姓を与えられた」という。 だいたい「ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム」という名からして、単純に思い出されるのが、ハプスブル ...

歴史ネタ編

さて、「人類統一政体における最初の専制君主」となった皇帝ルドルフは、当初は強力な指導力で綱紀を粛正したものの、次第に民衆に牙をむけ始める。 そのはじまりが、適者生存・優勝劣敗の社会ダーウィニズム(*1)を全肯定した、帝国暦9年発布の「劣悪遺 ...

歴史ネタ編

さて、銀河連邦は「中世的停滞」に陥り、「民主的共和政治は自浄能力を失い、利権や政争にのみ食指を動かす衆愚政治と堕した」(第1巻)。ずいぶんとどこかの国に思い当たる話だが、結果、独裁者を生み、ついに専制政治という怪物を誕生させた。 かつて古代 ...

歴史ネタ編

さて、ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムは、当初は合法的に指導者となった。 「彼は国民投票によって首相となり・・・議会により国家元首に選任された」(第1巻)という。もっとも、OVA版ではこの首相と国家元首の位置が入れ替わっているが。 まさに ...

歴史ネタ編

ゴールデンバウム王朝の開祖にして初代皇帝となりおおせたルドルフ・フォン・ゴールデムバウムは、もとは銀河連邦における一軍人に過ぎなかった。 彼は宇宙軍士官学校を首席で卒業後、宇宙海賊の組織を壊滅した辣腕ぶりにより、一躍、英雄となる。そして軍籍 ...

歴史ネタ編

当サイトは「キャラ」と並んで「歴史ネタ」を考察することが目的である。 『銀英伝』はスペース・オペラの体裁をした壮大な歴史物語であるといわれている。 そもそも主人公ヤン・ウェンリーのみならず、作者の田中芳樹.氏自身が相当な「歴史魔」だというこ ...

その他のキャラ

こいつは大嫌いだ(嫌悪度A) フレーゲル男爵 ブラウンシュヴァイク公爵 リッテンハイム侯爵 総大主教 ド・ヴィリエ大主教 ルビンスキー トリューニヒト ラング フォーク准将(*) 憂国騎士団 (*) フォーク准将評 「方程式や公式で解決でき ...

その他のキャラ

5・ランズベルク伯アルフレッド 彼の場合は、銀河帝国のガチガチの貴族社会の一員として、世の中の広い現実を知らずに育ってきたことに、そもそもの悲劇の根があるように思われる。 もともとの気質は善良なようだが、騎士道ロマンチシズムに自己陶酔する傾 ...

その他のキャラ

『銀英伝』では「不幸」が山盛りである。 運命の不条理や人生の無常の前に苦悩し、傷つき、そして倒れる人物たちが、これでもかと登場する。だが、他に類を見ないほど、『銀英伝』にリアリティーを感じられるのも、お約束事のようにハッピーエンドに帰結する ...

その他のキャラ

自由惑星同盟の政治家たちには、民主国家としての末期と国家滅亡という激動の時代にあって、まるで悲喜劇を演じる役回りが与えられているかのよう。 後編はかなりの脇役クラスになる。 4・ホアン・ルイ レベロと同様、彼もまた同盟の政治家としては良識派 ...

その他のキャラ

自由惑星同盟には「政治家」という職業がある。 原理上、公益の充実化をはかるために市民から徴収した税金を公正かつ有効利用することを委託されているに過ぎない「市民の従者」なのだが、時々、世襲が続いたりして、自分が特別な人間だと錯覚してしまいがち ...

その他のキャラ

『銀英伝』には、老人キャラも幾人か登場する。 そして、老人であっても、一くくりにステレオタイプ化されず、非常に個性的な存在として、描き分けられているのが「銀英伝」の凄いところである。 彼らを順番にみていこう。 1・フリードリヒ4世 大公時代 ...

その他のキャラ

1・ドミニク・サン・ピエール 不思議な女性である。 ルビンスキーの犯罪を黙認しているということで、明かに道徳上の責めは免れないが、一方でエルフリーデと彼女の赤ん坊の世話をやいてやるなどの優しい面も持つ。 歌手・ダンサー・女優などの遍歴をもつ ...

その他のキャラ

作品の華たる女性キャラについて取り上げよう。 筆頭はやはりアンネローゼだろう。 ラインハルトがなにゆえ、皇帝に奪われた彼女を取り返さなければならないと思ったか。 彼女こそ、まさにラインハルトにとっての母性愛の象徴だったのではないか。 アンネ ...

その他のキャラ

ある集団・組織の中でリーダーがいれば、その補佐役に徹する人も必ずいる。 そもそも副官には、リーダーの総合的な戦略・方針面の決定にまで関与できる参謀タイプと、あくまで実施面の遂行に限定されるタイプの2種類がいる。 考えてみれば、この点でも、帝 ...

その他のキャラ

『銀英伝』では「忠誠心」が、人間関係を形成する重要な要因になっている。 なにしろ忠誠心に厚い古風ともいえる人物がたくさん登場するのだ。 ここではそんなキャラを取り上げてみたい。 一般社会でも、教師は生徒を持ち、上司は部下を持つ。目下のものを ...

その他のキャラ

1・エンリケ・マルチノ・ボルジェス・デ・アランテス・エ・オリベイラ この長ったらしい名前からして、十分に犯罪的な気がしないでもない。 同盟の国立中央自治大学学長のオリベイラ(*)。歴代政権のブレーンとして、トリューニヒトらの権力ゲームの重要 ...

その他のキャラ

1・ハイドリッヒ・ラング そもそもラングとは何者か。(*1) この男の過去について次のように説明されている。 「内務省社会秩序維持局の長官として、政治犯・思想犯・国事犯の検挙をおこない、言論活動を監視・弾圧し、教育や芸術にまで干渉し、帝政を ...

その他のキャラ

この『銀英伝』の物語には「陰謀」が非常に多い。 だが、一口に「陰謀」といっても、それを弄する者の性格によって異なり、様々なタイプに分類できることも事実である。 たとえば、ルビンスキーの場合、悪辣かつ非人間的な面とともに、感情の入らない、知的 ...