【銀英伝】帝国軍再侵攻、自由惑星同盟の滅亡【後編 歴史ネタ】

第2次ポエニ戦争後、ローマとカルタゴの間で和議が結ばれる。 カルタゴの国家主権は存続を許されたものの、ローマへの軍艦の引き渡しや、50年間の年賦の賠償金の支払いなど、苛酷な条件が強いられた。 『銀英伝』では、これに当たるのが、さしずめ「バー ...
【銀英伝】ヤン、同盟政府の命令で降伏する【歴史ネタ】

フェザーン回廊から侵攻して来た帝国軍に対し、同盟政府は戦慄する。 同盟側は、宇宙艦隊司令長官ビッコックの下、同盟軍は急ぎ寄せ集めの三個艦隊を編成。「双頭の蛇」陣形の帝国軍と戦闘に入った(ランテマリオ会戦)。 一方、総司令部から自由裁量をゆだ ...
【銀英伝】自由惑星同盟の末期症状【歴史ネタ】

『銀英伝』の本伝がスタートするのは、宇宙暦796年、帝国暦487年のアスターテ星域会戦の時である。 銀河帝国は5世紀弱、自由惑星同盟は2世紀半あまり、それぞれ建国から経過していた。すでに双方とも国家として末期症状の様相を呈していた。 「宮廷 ...
同盟政治家列伝(後編)【銀英伝キャラ】

自由惑星同盟の政治家たちには、民主国家としての末期と国家滅亡という激動の時代にあって、まるで悲喜劇を演じる役回りが与えられているかのよう。 後編はかなりの脇役クラスになる。 4・ホアン・ルイ レベロと同様、彼もまた同盟の政治家としては良識派 ...
同盟政治家列伝(前編)【銀英伝キャラ】

自由惑星同盟には「政治家」という職業がある。 原理上、公益の充実化をはかるために市民から徴収した税金を公正かつ有効利用することを委託されているに過ぎない「市民の従者」なのだが、時々、世襲が続いたりして、自分が特別な人間だと錯覚してしまいがち ...