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歴史ネタ編

そういえば、第二次大戦中の日本帝国もまた「アジアの解放」という「大義名分」を掲げて、東南アジアの欧米植民地に侵攻したことがある。 大東亜戦争に関しては、複雑で多角的な評価が必要であり、そういう解放としての側面がまったく無かったわけではない。 ...

歴史ネタ編

イゼルローン要塞を陥落させたヤンは、同盟政府が銀河帝国と講和し、つかの間の平和が宇宙に訪れることを望んでいた。 だが、彼の願いとは裏腹に、事態は最悪の方向へと進んでいく。 「イゼルローン要塞の無血占領という甘美な麻薬は、自由惑星同盟の国民の ...

歴史ネタ編

宇宙暦796年、帝国暦487年、アスターテ会戦での同盟軍の崩壊をくい止めたヤン・ウェンリーは、その功績により第13艦隊の司令官に任ぜられる。 と同時に、ヤンは最初の任務としてイゼルローン要塞の攻略を命ぜられた。 ヤンは艦艇ヒューペリオンで並 ...

歴史ネタ編

銀河帝国と自由惑星同盟との情性的な戦争が1世紀半も続き、双方が国家としての末期症状を呈しはじめた頃、歴史を大きく動かす2人の英雄が出現する。 一人は、腐敗しきったゴールデンバウム王朝を打倒し、大貴族たちが民衆を搾取して不当に特権を貪る社会を ...

歴史ネタ編

『銀英伝』の本伝がスタートするのは、宇宙暦796年、帝国暦487年のアスターテ星域会戦の時である。 銀河帝国は5世紀弱、自由惑星同盟は2世紀半あまり、それぞれ建国から経過していた。すでに双方とも国家として末期症状の様相を呈していた。 「宮廷 ...

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さて、ヨーロッパは、ローマ・カトリック教会による民衆への教化がすすむにつれ、完全なキリスト教文明圏と化していった。 封建体制の中で教会と世俗権力の一体化もすすみ、農民や平民を搾取して財産を増やしていった。 教皇は絶大な権勢を誇った。なにしろ ...

歴史ネタ編

さて、地球に対し面従腹背でのぞんでいるルビンスキーの思惑はともかく、フェザーンの真の目的は、地球による全宇宙の支配である。 つまり、表の顔は商業国家だが、裏の顔は「地球教」というわけだ。 銀河帝国と自由惑星同盟という二大国の争いのみならず、 ...

歴史ネタ編

「奇妙な国であった。正確には、国ですらない。それは銀河帝国皇帝の宗主権のもとで、内政の自治と交易の自由を認められた、特殊な地方行政単位であるにすぎない」(第3巻) 「フェザーンが介在することにより、本来、相手を対等の国家とさえ認めていない帝 ...

歴史ネタ編

宇宙暦640年、帝国暦331年、銀河帝国と自由惑星同盟ははじめて接触する。 以後、150年にわたる両勢力の惰性的な戦争のはじまりである。 この専制帝国と民主国家の戦争という図式は、古代において例がある。 今から約2500年前に戦われた「ペル ...

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帝国暦164年、アルタイル星系の極寒の惑星で奴隷労働に従事させられていた共和主義者たちが、ドライアイスの宇宙船で脱出に成功した。 帝国軍の追撃をかわして彼らが新天地を発見したのは、帝国暦218年。 「半世紀以上の歳月と半数以上の犠牲を必要と ...



歴史ネタ編

では銀河帝国の専制体制そのものは、どこの国に類似しているのだろうか? これについては、すでに作者である田中芳樹氏が「ロシアをイメージした」という趣旨のことをおっしゃっている。 たしかにイギリスやフランスは、歴史的にみれば封建社会であって、王 ...

歴史ネタ編

イギリスではノルマン王朝以来、下記の爵位が長子相続制の下で受け継がれてきた。 一方、日本式の名称は明治以降に設けられた「華族制度」による。 古代中国の「周王朝の五等爵制」である「天子(皇帝)・公・侯・伯・子・男」に倣って命名された。ただ元に ...

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さて、ルドルフは、彼の眼鏡にかなった者に特権を与え、帝政を支える貴族階級をつくった。その全員が白人で「古ゲルマン風の姓を与えられた」という。 だいたい「ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム」という名からして、単純に思い出されるのが、ハプスブル ...

歴史ネタ編

さて、「人類統一政体における最初の専制君主」となった皇帝ルドルフは、当初は強力な指導力で綱紀を粛正したものの、次第に民衆に牙をむけ始める。 そのはじまりが、適者生存・優勝劣敗の社会ダーウィニズム(*1)を全肯定した、帝国暦9年発布の「劣悪遺 ...

歴史ネタ編

さて、銀河連邦は「中世的停滞」に陥り、「民主的共和政治は自浄能力を失い、利権や政争にのみ食指を動かす衆愚政治と堕した」(第1巻)。ずいぶんとどこかの国に思い当たる話だが、結果、独裁者を生み、ついに専制政治という怪物を誕生させた。 かつて古代 ...

歴史ネタ編

  さて、ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムは、当初は合法的に指導者となった。 「彼は国民投票によって首相となり・・・議会により国家元首に選任された」(第1巻)という。もっとも、OVA版ではこの首相と国家元首の位置が入れ替わってい ...

歴史ネタ編

ゴールデンバウム王朝の開祖にして初代皇帝となりおおせたルドルフ・フォン・ゴールデムバウムは、もとは銀河連邦における一軍人に過ぎなかった。 彼は宇宙軍士官学校を首席で卒業後、宇宙海賊の組織を壊滅した辣腕ぶりにより、一躍、英雄となる。そして軍籍 ...

歴史ネタ編

当サイトは「キャラ」と並んで「歴史ネタ」を考察することが目的である。 『銀英伝』はスペース・オペラの体裁をした壮大な歴史物語であるといわれている。 そもそも主人公ヤン・ウェンリーのみならず、作者の田中芳樹.氏自身が相当な「歴史魔」だというこ ...

その他のキャラ

こいつは大嫌いだ(嫌悪度A) フレーゲル男爵 ブラウンシュヴァイク公爵 リッテンハイム侯爵 総大主教 ド・ヴィリエ大主教 ルビンスキー トリューニヒト ラング フォーク准将(*) 憂国騎士団 (*) フォーク准将評 「方程式や公式で解決でき ...

その他のキャラ

5・ランズベルク伯アルフレッド 彼の場合は、銀河帝国のガチガチの貴族社会の一員として、世の中の広い現実を知らずに育ってきたことに、そもそもの悲劇の根があるように思われる。 もともとの気質は善良なようだが、騎士道ロマンチシズムに自己陶酔する傾 ...